5分でなるほど!内部環境分析で「あなただけ」の強みを見つけるのです。

内部環境分析とコアコンピタンス(類を見ない強み)。

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商材そのもので差別化が難しいアフィリエイトの世界。でも、なんとかして差別化を図らないとレッドオーシャンに沈んでしまうのもまた事実です。

最終的に「クロス思考法」で売り込むキーワードを見つけるために、仮に我々が単なる凡人だとしても(笑、なんとかして

自分だけの強み

を探さなければなりません。

 

他者が持たないあなただけの資産・能力、それがコアコンピタンス。

もしあなたが、他の誰かと比較して類まれなる「なんらかの資産・能力」を持っている場合、それを「コアコンピタンス」と呼びます。たとえそれがどんな資産・能力であっても構いません。

しかし、その能力だって「自分でそう思ってる」だけだったら意味がありませんし、常に顧客価値はライバルと比較され続けるように、コアコンピタンスも「他者」と比較され続ける宿命にあります。

では、どんな視点で比較されるかというと。

 

No 比較される視点 内容
1 模倣可能性 簡単にまねされてしまう可能性があるか否か
2 移転可能性 他の製品に展開できるか否か
3 代替可能性 唯一無二のかけがえのない存在か否か
4 希少性 珍しく価値があるものか否か
5 耐久性 すぐに消耗しないか否か
6 持続性 発揮し続けることができるか否か

 

3C分析の項でも書いた通り、これでは難しすぎるのでちょっとだけ整理したものが「VRIO分析」です。あなたの持つ「資産・能力」に対し、

  1. V:Value(価値)
  2. R:Rareness(希少性)
  3. I:Imitability(模倣可能性)
  4. O:Organization(組織)

それぞれの問いに答えることでその「能力」に本当に意味があるかを丸裸にしちゃいます(笑。

 

No 比較される視点 内容
V Value(価値) その能力は、経済的に価値があるか?
R Rareness(希少性) その能力は、希少か?ライバルは持っていないか?
I Imitability(模倣可能性) ライバルはその能力を簡単にまねできるか?
O Organization(組織) その能力を発揮する環境・組織ができているか?

 

VRIOフレームワークであなたのアフィリエイト資産・能力を評価(笑

じゃあ、実際に評価してみましょう。

ここで使うのがVRIOフレームワーク。貴重な表を、ダイヤモンド社の「企業戦略論 競争優位の構築と持続」より引用させて頂きました。

 

ケース V:価値があるか R:希少か I:模倣コストは大きいか O:組織体制は適切か 競合優位の意味合い 経済的なパフォーマンス 強みか弱みか
ケース1 No No 競争劣位 標準を下回る  弱み
ケース2 Yes No 競争均衡 標準  強み
ケース3 Yes Yes No 一時的競争優位 標準を上回る  強みであり固有のコンピタンス
ケース4 Yes Yes Yes Yes 持続的競争優位 標準を上回る  強みであり持続可能な固有のコンピタンス

※コンピタンス:競合他社に真似できない核となる能力

引用: 「企業戦略論 競争優位の構築と持続」ジェイ・B・バーニー著、岡田正大訳 ダイヤモンド社

 

例えば、あなたがものすごくタイピングが早かったとしましょう。その能力は、「アフィリエイトという業界」において、優位となる「資産・能力」でしょうか?

アフィリエイトはペラサイトでもパワーサイトでも、ある一定以上の文章を書く必要があります。そしてそれは多ければ多いほど(もちろん中身が伴ってだけど)、SEO対策の意味としても好ましい、と言われております。

さて、この「早打ち」能力、もちろん価値はあります。

しかし、希少かと言われれば・・・少々微妙です。仮に希少だとしても、アフィリエイトの世界では記事は外注に出すという手もあるわけで、タイピング速度は必須能力であるとは言い切れません。外注化は今や珍しい手法でもありませんし。ですから

 

  • 資産・能力:タイピングがとても早い。
  • 業界:アフィリエイト業界
V:価値があるか R:希少か I:模倣コストは大きいか O:組織体制は適切か 競合優位の意味合い 経済的なパフォーマンス 適合ケース
Yes Yes or No No 競争均衡 or 一時的競争優位 標準 or 標準を上回る 2 or 3

 

あなたの資産・能力が「タイピングがとても早い」だった場合、VRIO分析の結果はケース2ないし3となる。せいぜい、標準または多少有利、というわけです。

もしあなたが今まさに毎月○百万のアフィリエイト実績を上げているのであれば、

 

  • 資産・能力:毎月○百万のアフィリエイト実績を上げている。
  • 業界:アフィリエイト業界
V:価値があるか R:希少か I:模倣コストは大きいか O:組織体制は適切か 競合優位の意味合い 経済的なパフォーマンス 適合ケース
文句なくYes 文句なくYes Yes Yes 持続的競争優位 標準を上回る 4(最強)

 

うーん、素晴らしい(笑。こうありたいものです。

僕はこんなに稼いでるよ、こんなにいい暮らしをしているよ、だから僕が勧めるこれを買いなさい、で十分戦えるっていう構造が成立するのです。頑張りましょう。

 

誰にでも何かしら多かれ少なかれ「強み(コアコンピタンス)」はあるはず・・・です。

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あなたの特性

  • 出身地が離島であるとか
  • マイナーなスポーツをしていてその中ではトップクラスだとか
  • やたらミリタリーに詳しいとか

は使い方によってはVRIOのケース3、4にできる可能性は高いですし、

  • 毎日地方から満員電車に揺られて3時間かけて会社に通ってる

だって、「アフィリエイターの中では貴重な体験」だったりするわけです。多分、サラリーマン向けの記事はあなたが一番上手に書けるかもしれない!

だから一度、自分の特性、資産、能力を書き出してみて、ひとつひとつVRIO分析を行うことをお勧めする次第。

自分で思っていた強みが思ったより意味がなかったり、または思いもしない競争力を持っていることに気付くかもしれませんね。

僕?

一応、プロマーケッターだから、マーケット業界の標準作法を知っていて、一定以上のマーケットスキルがあります。しかもそれはWebマーケティングではありませんが、それなりの実績を持っています。それが僕の資産・能力。もちろん、ケース3または4ですよ!

おかげさまで、アフィリエイトでもすでにそれなりの成果を頂いております(笑。

今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。

ではまた、近いうちに。

参考書のご紹介

一応、「わかりやすい」と評される本書。でも切れ味は鋭い!いわゆる「Webマーケッター(笑)」とは違う、本物のマーケット論をぜひご覧あれ。とりあえず、基礎編を。

「企業戦略論 競争優位の構築と持続」ジェイ・B・バーニー著、岡田正大訳 ダイヤモンド社

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