5分でなるほど!3C分析はライバルサイトを出し抜くためのツールじゃないんです。

3C分析(3C analysis)。

まず、過激な(?)問題提起はじめましょう。

3C分析。ちょっと意識高い系?のアフィリエイターの方々が、大好きな言葉のようです。厳しい言い方をすると、「自称Webマーケッター」の方がよくお使いになる言葉ですね。

3C分析の図
3C分析の図

3つのCはもちろん

  • Customer:顧客
  • Competitor:競合
  • Company:自身

です。もう少し補足しますと・・・

  • Customer:顧客が求める価値
  • Competitor:競合がすでに提供している価値
  • Company:自身が提供しうる価値

となります。

以前書いた「クリティカルシンキング」に比べると、アフィリエイターもよくご存知な「フレームワーク」。たとえば、

アフィリエイト 3C分析

などで検索すると、結構な数のサイトがヒットします。でも、そこに書いてあるのは

  • 3C分析をしっかりしましょう
  • 3C分析でライバルサイトを分析しましょう

程度のことで、それでは3C分析としては恐縮ながら的外れ・・・です。ましてや、「Customer:顧客」を「アフィリエイト業界」とすり替えて、右肩上がりの業界規模からもアフィリエイトビジネスは先が明るい・・・などと解説しているサイトもあります。とんでもない話です。まるで使い方がなっていません(怒。

そもそも「3C分析」は、ライバルを解析して出し抜くことが目的ではありませんし、業界全体といったマクロ的分析を行うツールでもありません。「3C分析」は、

「外部環境のミクロ分析」

  がその目的です。 そして、

本当の意味での3C分析は、アフィリエイトでは使えない

というのが、プロマーケッターの僕の意見です。 ちょっと、衝撃的でしょう?(笑

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3C分析はマーケット環境分析フレームワークのほんの一部。

ちょっと脱線します。

3C分析は、「外部環境のミクロ分析」が目的です、と説明致しました。

そこであなたはどう思うでしょう? そう、クリティカルシンキングを用いるまでもなく

  • では、内部環境って何?
  • では、マクロ分析って何?

と考えて頂ければ好ましいです。こういう、

  • 左と言われたら、右はどうだろうと考える
  • さらに前後上下はどうだろうと考える

ように、「網羅性」を意識して考察することは「プロのマーケッター」に必要な資質といえます。

え、アフィリエイターになりたいわけで、別にマーケッターは目指してないよって?

これから、あらゆるインターネットビジネスにどんどん「プロ」が参入してきます。あなたがすでに業界リーダーであるならいざ知らず、単なる(失礼、私もです)フォロワーはあっという間にプロに駆逐される日が来る。

これからインターネットで稼ぐには、マーケットスキルは大事ですよ!

閑話休題。

詳細はいずれ説明させて頂くとして、とりあえずここでは用語だけ解説しておきますね。

 

外部環境

大雑把にいえば、「社会・業界」、そしてそこで繰り広げられる「競争」を定義すること、です。

マイケル.E.ポーター教授という、偉い偉い方が提唱した「5つの競争要因(5F、ファイブF)」で語られます。つまり、

  • 買い手の交渉力
  • 供給企業の交渉力
  • 新規参入業者の脅威
  • 代替品の脅威
  • 競争企業間の敵対関係

を分析することで、その「社会・業界」と「競争」を定義づけし分析しましょうってことなのです。

かなり深いお話ですから、ここでは「こういう脅威があるのね」と意識しておいて頂ければ結構です。でもこれ、ホント大事です。アフィリエイターは常に「新規参入業者の脅威 」「代替品の脅威」にさらされるから・・・。

 

外部環境のマクロ分析

外部環境の「社会」担当。具体的には

  • 政治要因
  • 経済要因
  • 社会要因
  • 技術要因

となります。

難しい言葉ですから、これもここでは「こういう要因があるのね」と意識しておいてくれれば結構です。

でもコレも大事です。アフィリエイターにはどれの要因も無関係ではありません。東京オリンピックが開催決定、というもの代表的な「社会要因」ですし、アフィリエイトには思いっきり関係アリ、ですよね?

 

内部環境

端的に言えば「自社分析」つまり、自分自身。

3Cの「Company」の分析となります。 これを分析する時は「マーケットの分析」が終わっている状態で、自社の真の強み、 コア・コンピタンス が何かを見極めよう、ということになります。これは

  • 模倣可能性
  • 移転可能性
  • 代替可能性
  • 希少性
  • 耐久性
  • 持続性

の「6つの特性」で検討する、となっていますが、項目が多く複雑になりすぎるため最近は「VRIO分析」といって

  • 価値(value)
  • 希少性(Rareness)
  • 模倣可能性(Imitability)
  • 組織(Organization)

の4要素を分析することが多くなっています。

 

アフィリエイトで3C分析「だけ」やっても意味がない。

いかがでしょう。

本来は、 「ファイブF」-「外部マクロ」-「外部ミクロ(3C)」-「内部」 を順番に、または相互にやらないと正しい分析結果を導くことができません。「わかってて端折る」のと、「知らないですっ飛ばす」のは、その分析結果に天と地の違いが出てしまうのは、言うまでもありませんよね。

 

3C分析がアフィリエイトには向かない理由

もちろん3C分析は値打ちのあるテンプレートです。

でも、アフィリエイトには向きません。なぜでしょう?、

我々は製品を開発できない

から・・・です。

よく皆さんご存知の通り、アフィリエイトは「アフィリエイト・サービス・プロパイダ(ASP)」から仲介された商品の広告を張るしかすべはありません。本来は

  • 顧客分析をして
  • 競合分析をして
  • 自社分析をして

必殺の商品を開発する・・・のですけれど、我々普通のアフィリエイターは新しいダイエット食材は作れません。新しいクレジットカードも作れません。新しい英会話講座も作れません。

これができるアフィリエイターは、「情報商材の開発者」だけではないでしょうか。一部のトップアフィリエイターはこれを実現して大成功を収めていらっしゃるようですが、これはあくまでもレアケースです(万が一、このサイトの評判がよければ情報商材化しようかしら(笑)。

まあ、商材を変えない前提でC3分析を効果的に行う方法もありますが、それは「顧客価値」と「市場の細分化」を理解してからでないと無意味です。

ですから、まず手始めに3C分析をやるなら

  • 競合分析

ではなく、

  • 顧客分析
  • 自社分析

の2C分析に力を入れるべきでしょう。そして最後に差別化のために競合分析を軽くするくらいでよいのでは、というのが兼業・副業アフィリエイターであり、プロマーケッターであるの僕の意見です。

ではまた。近いうちにお会いしましょう。

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